脳卒中から見を守ろう|予防・治療・リハビリ

CT検査

2013/06/05更新

 CT(Computed Tomography)検査は、脳卒中の検査に欠かせないものです。脳にX線を当て、そこから得たデータをコンピュータで処理して映像にします。短時間で数十枚の断面図ができあがります。出血のある部分は白っぽく、梗塞が起きている部分は黒く写ります。脳卒中かもしれない場合は、はじめにCT検査が行われます。

 

脳出血の場合の画像

 脳出血の発症直後の小さな出血でも画像で確認できます。

 

くも膜下出血の場合の画像

 くも膜下出血発症直後から診断可能です。しかし、出血から数日経過していて出血量も少ない場合は、異常を見つけにくいこともあります。

 

脳梗塞の場合の画像

 発症直後の脳梗塞の場合は、画像による確認は難しいです。しかし、梗塞の大きさや場所によっては、発症後、数時間後から確認できます。
 脳幹や小脳などにある小さな梗塞は判別しにくいこともあります。

 

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