喫煙と脳卒中
喫煙すると脳卒中のリスクが高くなります。
タバコに含まれるニコチンはその血管収縮作用によって血圧を上昇させたり、悪玉コレステロールの血管の内膜への蓄積を促進させたりします。また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は善玉コレステロールを減らす働きをします。
このように喫煙によって、高血圧や脂質異常症が誘発され、動脈硬化が進み、脳卒中を発症するケースも多いのです。
喫煙者は非喫煙者の二倍以上の脳卒中発症リスクがあるといわれています。
逆に吸っている方でも、禁煙をしてしばらくすると、脳卒中の危険性が下がることが分かっています。
禁煙して5年経つと、脳卒中の危険性が吸わない人と同じくらいになることが分かっています。
禁煙、辛いと思います。しかし、脳卒中とどちらが辛いと思いますか?
脳卒中や脳梗塞の診断や治療は医療機関にてお受けください。
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