喫煙は脳梗塞のもと

喫煙と脳卒中

 喫煙すると脳卒中のリスクが高くなります。
 タバコに含まれるニコチンはその血管収縮作用によって血圧を上昇させたり、悪玉コレステロールの血管の内膜への蓄積を促進させたりします。また、タバコの煙に含まれる一酸化炭素は善玉コレステロールを減らす働きをします。
 このように喫煙によって、高血圧や脂質異常症が誘発され、動脈硬化が進み、脳卒中を発症するケースも多いのです。

 

 喫煙者は非喫煙者の二倍以上の脳卒中発症リスクがあるといわれています。
 逆に吸っている方でも、禁煙をしてしばらくすると、脳卒中の危険性が下がることが分かっています。
 禁煙して5年経つと、脳卒中の危険性が吸わない人と同じくらいになることが分かっています。

 

 禁煙、辛いと思います。しかし、脳卒中とどちらが辛いと思いますか?

脳卒中や脳梗塞の診断や治療は医療機関にてお受けください。

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すぐにできる予防
脳卒中の危険因子には修正可能なものがあります。心がけ次第で修正できるので脳卒中予防のために実践していきましょう。
健康診断で脳卒中の危険因子をチェック
健康診断には、脳卒中の危険因子をチェックする項目が含まれています。
脳卒中、脳梗塞になりやすい性格
脳卒中、脳梗塞になりやすい性格とは。
血圧変動タイプの人
血圧変動タイプの人は脳卒中・脳梗塞が起こりやすいことが分かってきました。
生活習慣病
高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病は脳卒中の危険因子です。
生活習慣病以外の病気
生活習慣病以外の病気にも脳卒中の原因になるものがあります。