脳卒中・脳梗塞の後遺症

脳卒中の後遺症

2012/03/19更新

脳卒中の後遺症は主に3つあります。

 

片麻痺

左側の脳に障害があると右半身が麻痺、右側の脳に障害があると左半身が麻痺します。
片麻痺を放って置くと関節が固まって動かなくなってしまいます。

 

言語障害

ろれつが回らなくなる、発音が正しくできなくなるといった障害です。構音障害といいます。
また、話すこと・聞くこと・書くこと・読むこと、こういった事が全てできなくなってしまう失語症といった症状があります。
言語障害は左側の脳に障害があると起こります。

 

嚥下(えんげ)障害

ものが飲み込みにくくなる障害です。特に水が飲みにくく、むせてしまいます。
まちがって肺に入ると、誤えん性肺炎という重症の肺炎を引き起こします。

 

リハビリで随分良くなることが多くなりましたが、リハビリは全て良くなるわけではありません。
やはり、脳卒中にならないことが一番です。脳卒中は予防に勝る治療はありません。