脳梗塞の種類

脳梗塞の種類記事一覧

ラクナ梗塞

 ラクナ梗塞は、穿通枝と呼ばれる細い終動脈が梗塞する直径1.5cm未満の小さな脳梗塞のことを指します。ラクナには水たまりという意味があります。ラクナ梗塞の脳を解剖すると実際には小さな穴が空いていて水たまりのようにみえることからこの名前がついています。ラクナ梗塞の原因 ラクナ梗塞は、高血圧や喫煙などに...

≫続きを読む

アテローム血栓性脳梗塞

 アテローム血栓性脳梗塞とは、アテローム性動脈硬化が要因にある脳梗塞のことです。 アテローム性動脈硬化とは、血管の壁に悪玉コレステロールが入り込んでしまうことにより、お粥のようなドロドロとした塊であるプラークが発生してたまってしまう動脈硬化のことです。 そして、動脈に付着したプラークが破裂すると、そ...

≫続きを読む

心原性脳塞栓症

 心原性脳塞栓症とは、心臓に出来た塞栓子(血栓、脂肪、空気、腫瘍など)が血流に乗って脳の動脈で詰まって起きる脳梗塞です。 しかし、実際のところは、塞栓子が心臓からやってきたものと証明することは難しいそうです。突然起こったという発症状況や以前から心疾患をもっていたことにより診断されています。心原性脳塞...

≫続きを読む

出血性脳梗塞

 出血性脳梗塞とは、血管が詰まってからの血流の再開が引き金となって出血がおこるものです。 脳梗塞では一旦詰まった血栓がとれ、血流が再開することがあります。梗塞から血流再開までの時間が数時間であれば回復します。しかし、時間がかかりすぎると、梗塞した先の血管がもろくなっているので、そこに血流が流れ込むこ...

≫続きを読む